祝い事つづき


ぶじ、卒業決まりました!
ああ、よかった。長かった。

卒業生リストに自分の名前を確認したちょうど同じ日に、
高校の友と、大学の友から、2通、結婚式の知らせが届いた。

よい知らせは重なるもんだな。


ここしばらく、ちゃんと動けない日々が続いていたけど、
それでも、なんとかキャップとガウンも借りられたし、
ギンレイホールでひさしぶりに映画も観られたし、
大丈夫。やっていけている。


内定者交流会は、2日あるうちの1日目しか出られなかった。
「軽装」という指定が、どのような服装をさすのか悩み、
結局スカートとブラウスで行ったけど、
おなかの丸みが気になり、ブラウスのしわが気になり、
ストッキングに汗のしみを見つけて悲しくなり・・・
などなどしていたわりには、
人と気楽に話せたし、飲み会でもそれほど空回りはしなかった。
(ちょっとはしたけど。
どうして、こう人に対して壁をつくってしまうんだろう。)



先日、DVDで観た『エディット・ピアフ 愛の讃歌』が
壮絶に良かった!!
主演のマリオン・コティヤールは、
おそらく私と歳はそう変わらないと思うのだけど、
ピアフの20歳から40歳代で死ぬまでを演じきっている。
死の間際は、麻薬とお酒でぼろぼろになって、
背中は丸まり、足は弱り、70歳くらいに見えるのだけど、
違和感がまったくない。


ああ、生きている!ということを、
生きているかぎり、求めるものが、希望が、あるということを、
歌によって、彼女のまなざしによって、実感できる。
こういう人が、世界にはいるんだ。
こういうものを、作る人がいるんだ、と。


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変身,掟の前で 他2編 (光文社古典新訳文庫 Aカ 1-1)

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鼻/外套/査察官 (光文社古典新訳文庫)

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