いま、何をするか。


茂木健一郎さんは、言っていた。
「達成感の繰り返しが、脳を強くする。」

つまり、「できた!」を繰り返すことで、
人はできるようになる。

「できる!」と思える喜びが、
人を次へ、次へと突き動かしていく。


今の私、というかこれまで26年間の私が、
もっとも苦しんできたこと。
それは、「がんばるべきときに、がんばれないこと」。

うそをついたり、言い訳したりしてまで、
努力することを避けること。


どうしてなんだろう。


「うおー!」という日常ならぬテンションでは
どうしてもうまくいかないし、
これでいいや、とは心の底では思えていないから、
ただ鬱屈した目になっていく。
それを飲み込む試みために、力が奪われていく。


もう5月。
卒業まで、あと一ヶ月。
がんばろう、と思って、
こんな風になりたい、と思って、
それはほとんど達成されないまま、
こうして何年も、何十年も、時を過ごしていくことが
できてしまう。

どうしたら、しっかり生きられるんだろう。


「とにかく始めること」

「始めたら、どんなに細切れの時間でも、集中すること」

大仰な夢のほかに、小さな単位の目標を持つこと。


やるべきことはわかっている。

一番大切なのは、それを「義務」にしないこと。

いつでも、その瞬間、「自分自身が選びとる」こと。

それが脳の喜びのためにも、とっても必要なこと。

経験にも裏打ちされた、本当に大事なこと。


どんなに決意しても、夜には大量のジャンクフードと
甘いものを手にせずにおれない。

それもきっと、変えていける。

もうそろそろ、追い詰められている。

だからこそ、あきらめないで。

いま、ようやく、絶望と希望がちょうどよく
ブレンドされて、現実を変えていく力になる時がきた。


自分はたいした人間ではない。
求められていることも、ほとんどない。

だから、本当の義務なんてほとんどゼロで、
することはすべて自分自身で決められる。


何がしたい。どうなりたい。
本当に幸せを感じるためには
何をしたらいい。

苦しいことも真正面から受け止める、
そのときの喜びを、
私だって知っているはず。

ずっと忘れていたけど、
思い出せるようになってきてる。


輝きたい。

自分自身を認められるようになりたい。

生きていてよかった、と思えるあの感覚を、取り戻したい。


今日から5月。

2008年5月が、特別な時期になりますように。

人生の転機だったと、言えるようになりますように。

70年後に、なつかしくいとおしく、
思い出せる月になりますように。


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