締め切りが

延びていた。


いつのまにか。


ほんとうにぎりぎりの6月2日に


仮綴じで出しても、


製本が間に合うようになっていた。


(いやだけど!そんなぎりぎりは。)



でも、それを電話で確認したら


こんどは怠惰・無気力との闘いになってしまった。


これまでの時間との闘いからくる


燃え尽き的な症状が、ちょっと出てる?


(焦るばかりでそれほど頭と手は動いてなかったけど)


とにかく、それほど状況が変わったわけではないのに、


焦りさえも失ってしまうのは、まずいよね。


気持ちがすごく楽になったというのは、心底嬉しいことだけど。



2日くらい、ほとんど進んでいない。


ここから巻き返し!


教授とも、友達とも、まったく話をしてなくて、


まわりの状況ぜんぜんわからないのも


不安だけど、今はとにかく自分のものを


少しでも完成に近づけるしか。


知性の勝負。



女子バレーなど見ていると、


もう充分すぎるほど強い人たちが、


まったくおごることなく、


謙虚でひたすら熱い目をした挑戦者のままで


一日、一日死ぬ気の努力を重ねて


3年、4年かけて誰がみてもうーんと


うなるような進化をとげている。


それはしょうがないんじゃ、と思える欠点も、


逆に強みに変えていたりする。


ものすごく力をもらっている。



一日、一日の努力、進化に憧れる。


共感、共振して自分の力に変えられるような存在を、


一生懸命探している。


自分も、ひとつ山を越えたら、ひとつ自由に、


ひとつ楽になること、わかっている。


一日、一日、変わっていこう。


今はとにかく、卒論とダイエット。



やれば、普通以上の結果だせる力はあると信じられる幸せ。


しっかり生きよう。


いつ地震で死ぬかもわからない。


いつがんを患うかもわからない。


今、心配らしい心配なく、生きられている幸せ。


これを、幸福という。


これを、希望というんだ。


天使 (文春文庫)

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雲雀 (文春文庫)

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あなたがいれば 第4巻 (小学館文庫 よB 34)

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